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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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日本が救う金融危機後の世界

人気のない金融危機シリーズもようやくひと段落着いたところで、
人気の(?)暴論シリーズといきたいと思う。

今回の暴論は、

「日本が救う金融危機後の世界」

ということでお話したい。


日本を取り巻く環境を見回すというと、
厳しい見通しをもつ評論家、アナリストが多い。

そういう陰鬱な雰囲気の中で、
日々の暮らしを息苦しく生活している人も多いと思う。

こういうときにこそ、こうすりゃ日本は大丈夫的な
言説が必要なんじゃないかと思う。


必要だからというわけではありませんが、
本当に大丈夫だと思っているので、
今日は、そういう話をします。



円高が進んでいる。

勿論、これは、輸出産業にとってはマイナス要因であり、
輸出主導型の産業構造をしている日本にとって、
喜ばしいことではない。

というのが、一般的な見方であり、
円高が株安を促しているというのも当然だ。

なんで、こんな当然のお話をしているかというと、
これは、全然、当然のお話では今後はなくなるであろう
ということを云いたわけである。

どうしてかというと、次の3つのことが予想されるからです。


1.穀物や原油の値段が上がること

2.それに加えて、日本の輸出産業が総じてダメになること

3.日本がこれから投資大国にますますなっていく


そして、この3つを組み合わせると、ひとつの結論が導かれるのです。

それは、「円高がよろしい」という結論です。

さて、結論を急ぎすぎたので、この3つをつなぎ合わせて見ましょう。

アメリカが世界経済を牽引していた時代が終わりました。
それに伴い、次世代のけん引役としてアジアが注目を浴びることになります。

人口としては、莫大なものをもっているので、
その人口が中産階級になって
車にのり、エアコンをつかい、肉を食べるようになると
穀物、原油といった商品の価格が上昇していきます。

また、これらの国が工業化を遂げると
ハイテク製品の価格が下落していくことになります。

以前の世界は、ハイテク製品に希少性があり、
食料、資源がふんだんにあるというものでした。

しかし、この関係が逆転してます。

食料、資源が希少性を持ちハイテク製品がコモティティ化するということです。

さらに、アジアの工業化が進んでいくと
日本の製造業がやられます。そうすると、消去法的に
日本の産業構造が、輸入主導型にならざるを得なくなります。


こうなると、今までは、輸出にとって都合のよい円安が望まれましたが、
逆に輸入にとって都合のよい円高の求められるようになってきます。

そして、さらに都合のよいことに、
こういった変化は、数年の過渡期を要します。
つまり、しばらくは日本は輸出主導型であり
その輸出産業を保護するために、日銀は
円安にするべく大量のドル買い介入を続けます。
これにより、大量に積みあがった外貨準備高をバックに、
産業構造が輸入主導型に組み変わるやいなや、
手のひらを解したように、猛烈なドル売りによって
円高方向にもって行きます。

こうして、産業構造の大転換を為替操作の魔術でもって
大変円滑に行ってしまうわけである。

しかし、ここでひとつの問題がある。

輸入主導っていったって、輸出産業がダメになって
いるのだから、そんな輸入するお金が無いではないか
という疑問があるであろう。

しかし、その疑問に対する回答は、すでに、前述の文章の中に
隠されているのである。


次世代のけん引役としてのアジアということを
申し上げたと思います。

これがヒントです。

アジアが発展するということなら、
その前にアジアに投資しとけ、というのが回答になります。

つまり、輸入主導経済で必要な購買力は、
発展する前のアジアへの投資でまかないなさい
ということなのである。

勿論、アジアの経済成長といっても
さまざまな問題を抱えているのは、
中国をはじめ、衆目の一致するところではある。

それについては、どうか
ということなのだが、

これについては、答えはひとつ。

人肌脱ぐのである。日本の政治がである。

つまり、日本の政治がリーダーシップを発揮し
アジア地域の安定、発展に尽力するのである。

なんとも、美しい日本の将来ではないか。

こうして、アジア経済、ひいては世界経済の
発展とともに、日本の繁栄がもたらされるという、
それはそれは、すばらしい、前途洋々たる日本なのであります。


ここからは、余談です。


「ここ四世紀ほど世界を支配した欧米の教義は、
 ようやく破綻を見せ始めました。
 世界は途方にくれています。
 時間はかかりますが、この世界を本格的に
 救えるのは、日本人しかいないと私は思うのです。」

さて、この文章、だれの文章でしょうか?



実はこれは、藤原正彦氏の名著「国家の品格」のしめの文章です。

この金融危機に時節、いやに暗示的な文章だと思いませんか?

解決の方法は違うのですが、やまいもも、日本人が救うという
部分は、共通するものがあります。


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2008/10/14(Tue)  未分類コメント(6)トラックバック(0)
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コメント





















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[68]No title
【ウェブ】http://gokujoubusiness.blog120.fc2.com/
【メール】

こんばんは~。

「金融危機シリーズ」、決して人気がないわけではないのでは?
なにぶん僕は経済の知識に疎いもので、ですからこういった話は
「なるほどそのとおり!」
でもなく
「いや、それは違うのでは?」
でもなく、
「ふ~ん、そういうものか」
と感じ入ってしまって、なかなか気の利いたコメントが書けないんですよね。いや申し訳ない。

ただ、いつも楽しくは読ませてもらってますよ。と、記事とあまり関係ないコメントでごめんなさい!!


  • 2008/10/15(Wed) 22:17
  • ドクエメット
  • 編集 ]
[69]ドクエメットさんへ
【ウェブ】
【メール】

こんばんは、旅行に行っていて返信が遅くなってしまいました。すいません。

僕自身もあんまり知識は無いのです。
しかし、この金融危機を契機に
ものすごい勢いで、知識がついています。

経済のことが分かるようになると、
イロイロなことが見えてくるようになる気がしますね。




  • 2008/10/17(Fri) 19:07
  • やまいも
  • 編集 ]
[70]No title
【ウェブ】http://19971129.blog47.fc2.com/
【メール】

やまいもさん
こんばんは。
おもしろい考え方ですね。
やまいもさんの考え方で行くとある問題が生じるような気がするのですがいかがでしょうか。

それは失業と少子化の問題です。工場で働く人たちはどこで働いたらいいのでしょうか。格差が広まるので、持たざる人の家系は絶えていき、人口は少なくなって行くことが考えられます。

それではちょっと悲しい気がします。仮にそうなったとしたら、日本人の海外移民が起こるかも知れません。富裕層ではなく、低所得者層が海外の働き口を探して出かけていくのです。

もしくは新しい社会主義体制が生まれるかも知れません。富めるものが、持たざるものに富を分配するのです。ただそれを実現するためには思想とか宗教のようなものが必要だと思いますが・・・。




  • 2008/10/18(Sat) 18:08
  • やっちゃばの士
  • 編集 ]
[71]やっちゃばの士さんへ
【ウェブ】http://sisousei.blog33.fc2.com/
【メール】

なかなか洞察のするどいコメントありがとうございます。

>工場で働く人たちはどこで働いたらいいのでしょうか。

そうなのです。実はやまいも理論には、はたらくということろがすっぽりと抜け落ちているのです。

というより、意図的にそうしているのです。

やまいも理論の影のテーマは
「働かない国、日本」なのです。

日本もそうとう年寄りになってきたので、若いとき働いた分の余禄で、「年金暮らし」でもしたらどうか
というところが、やまいもの考えなわけです。(相変わらず暴論ですね。^^;)

そうはいっても、若年層の失業は、
いやですよね。
それについては、輸出セクターから内需セクターへの転換、これでなんとかならんかと。
つまり、一定量は内需が増えるという前提にたてば、ここで少しは働き口を生むことができるのでは、と考えています。

また、やられるとはいっても
日本のグローバル企業の底力は
そう捨てたもんでもないかぁと。
なので、アメリカの産業のようには
壊滅的にはならないのではないか
と思っております。

まあ、さまざまな問題ははらんでいるとはいえ、
産業重視から消費者重視にかじをきる、
という発想は一考の余地はあるかと思っています。

  • 2008/10/18(Sat) 20:35
  • やまいも
  • 編集 ]
[72]No title
【ウェブ】http://onigirigorogoro.blog46.fc2.com/
【メール】

やまいもさん
おはようございます。
私は住宅産業に従事していますので、やまいもさんのお考えを業界に置き換えると・・。まさに棟数至上主義の今までの業界の考え方では、やっていけませんね。
少子高齢化社会といいながら、まだまだ30代-40代前半のファミリー世代にターゲットを絞った考え方が、業界にまだまだ残っています。薄利多売、たくさん建てつづけなければ、事業が存続しないようなやり方では、限界があるといっても、本当にこの業界は売上至上主義です。流通は売上に対してのリベートが残っているうちは仕方ないんでしょうが・・・。横道に反れてすみません。

  • 2008/10/19(Sun) 10:04
  • gonsuke
  • 編集 ]
[73]gonsukeさんへ
【ウェブ】http://sisousei.blog33.fc2.com/
【メール】

コメントしずらい記事ですいません。

>ファミリー世代向け、薄利多売。売り上げ至上主義

こういった世界があってもいいとはおもいますが、それだけではやっていけない時代が来るでしょうね。

現在、マンションをうりにだしているのですが(ファミリータイプのマンションです。)、下見に来た人の中で、ご夫婦に子供一人、二人といった標準的なファミリーってまだいないのです。

住宅に対する需要って、
既製品で大量生産という世界では、もうすでに対応できない段階に来ていると思います。

であれば、gonsukeさんのやられているような、きめの細かいあたたかなサービスが、ますます求められてくるのだと思います。

がんばってくださいね。応援しています。

  • 2008/10/20(Mon) 01:09
  • やまいも
  • 編集 ]
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プロフィール

Author:やまいも
金融系システムの仕事をしています。
趣味は理屈をこねること。
そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
これが私の願いなのです。

代表的な記事としては、次のものがあります。

「空気を読む」という言葉に内包されている危険な側面
人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
自我(エゴ)

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