このサイトは、javascriptを使用しています。javascriptをONにしてください。

大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--)  スポンサー広告
▲このページのTOPへ

幸せは黄信号

仕事は楽しいかね?

と聞かれたとき、どんな反応をするだろうか?
もし、無条件に楽しいと答えたのだとしたら、
ちょっとそれはどうかねぇという話を
今日はしたいと思います。


”楽しい”の類義語に”おもしろい”、”うれしい”、”喜び”、”幸せ”
などがあります。
しかし、それらは類義語ではありますが、
その意味内容はあきらかに違っています。

楽しいという言葉で、連想されるものとして
笑顔というのがあります。
笑顔というのは、笑っているということだから
その時点では、真剣でないということを意味します。

人は物事に真剣に取り組んでいるときには、
けして笑顔を見せません。
真顔になるものです。

だから”楽しい”、すなわち笑顔をみせている時点で、
真剣でないということになります。

逆に笑顔をみせているとき、
人は、どういう状態になっているのでしょうか。

”現実感を失っている”
”浮かれている”
”地に足がついていない”

という状態でないでしょうか。

数年前、ロッテがすごく弱かったとき、
何かの拍子で、すごい勢いで連勝して、
ついにトップにたったことがありました。

そのとき、時の監督、山本功治氏は
「今日だけは、この喜びにひたりたい」と言ったのでした。
そして、その後のロッテは、いつものごとく
連敗がはじまり、ついには、
いつもごとくBクラスに低迷することになってしまいました。

もちろん、喜んで浮かれていたから
連敗がはじまったと断定できるわけではないですが、
常に現実に向き合い、格闘していくのが
仕事だとすれば、それに対して、
”喜びにひたりたい”という表現は、
心情としては分かるものの、
仕事という側面でみたときは、いかにも違和感のある言葉だったのではないでしょうか。
この”ひたりたい”の部分が特によくない。



また、”幸せ”というのも違和感を感じる言葉です。
幸せというのは、持続、永遠というをイメージします。

先ほどの例の続きで話すと
笑顔を見せて、楽しくなって、
”うかれている”状態が継続しており、
その状態が永遠に続くことを夢みている状態
ということになるでしょうか。
つまり、青い鳥をおいもとめる夢想家が現実逃避している状態が、
幸せということになります。

これまた、仕事という格闘場にはそぐわない言葉です。

一方、”おもしろい”という言葉はどうでしょうか。
この言葉は、かなり好きな言葉です。

この言葉は、現実と格闘し、
すこしづつうまく回りはじめたとき、
または、あたらしい気づきを得てわくわくしているとき、
こういったときに、得られる心境を表わしたものではないでしょうか。

新しいアイディアを思いついて
わくわくした状態であーでもない、こーでもないと試行錯誤をして、
ちょっとうまくいきだす。
このサイクルをこそが、”おもしろい”であり、
仕事にとって、望ましい精神状態だと言えるでしょう。

うまく回っていて、その甘味な夢想の世界にうつつをぬかしすぎて、
ずっと”楽しい”、”幸せ~”とやっていると、後でひどいしっぺがえし
食うことになります。
なぜなら現実というのは、せちがらいからです。

だから、”楽しい”、”幸せ”は黄信号だと、自戒すべきでしょう。

楽しい仕事とか、そういった類のことがかいてあるビジネス書が
あったとしても、それは一時的なものと解釈すべきで、継続的に
”楽しい”ことだと誤解してはいけません。もし、継続的に
”楽しい”というようなことが書いてあれば、それは間違った
ポジティブシンキングかなんかだとおもって間違いはないでしょう。

だから、逆にいえば仕事は、楽しく、幸せで、ばら色である必要は全くないわけです。
堂々と灰色の仕事の道を歩んでいけばよいとおもいます。


ただし、楽しい人生、楽しい生活というのはありです。
人生において、いつも現実ばかりを見つめていると、格闘ばかりしていると
”やってらんねぇ”となってしまいます。
家族との時間や、プライベートでリラックスする時間では、
どうぞ、楽しい時間を過ごしてください。
そして楽しく現実逃避を行ってください。


さて、この日本語の微妙な言いまわし、ご理解いただけたでしょうか。
微妙すぎて、よくわからん。
と思った方もいたかもしれませんが、
実は、この微妙さを理解することが、結構重要だと思っています。

その話は、また後日ゆっくりしますが、結論だけ言いますと、

”このあたりの微妙な表現に注意を払わないでいては、
このせちがらい世の中をわたっていくことはできません。”

となります。

だから、積極的にこの微妙さを、味わってほしいと思います。


【ブログランキングに参加しています。ポチッと一票入れてくださいね!】
ランキング
読んでいただいて、ありがとうございます。
スポンサーサイト
2007/03/25(Sun)  未分類コメント(0)トラックバック(0)
▲このページのTOPへ

コメント





















管理者にだけ表示を許可する

▲このページのTOPへ
▲このページのTOPへ
| HOME |
▲このページのTOPへ
プロフィール

やまいも

Author:やまいも
金融系システムの仕事をしています。
趣味は理屈をこねること。
そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
これが私の願いなのです。

代表的な記事としては、次のものがあります。

「空気を読む」という言葉に内包されている危険な側面
人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
自我(エゴ)

twitter表示プラグイン
twitterユーザ名:yamaimo_
FC2カウンター
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。