このサイトは、javascriptを使用しています。javascriptをONにしてください。

大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--)  スポンサー広告
▲このページのTOPへ

不透明な世界

■不透明な世界の是非

なんとも、不透明な世界である。

もっと透明せなダメだとか、
勢いにまかせて、いいたいところだが、
ちと、冷静になって、この不透明な世界について分析してみたいと思う。

まず、透明な世界とは、どんな世界だろうか。

例えば、イメージしやすいのは、インターネットの自動車保険の世界。


つまり、インターネットで簡単に、条件をいれるだけで
融資可能金額の見積もりができて、
優遇金利もわかったりして、
さらに、複数行から、住宅ローンのオファーが届く、ってな感じか。

確かに、消費者にとってはよい。

しかしである。

こうなってしまっては、金融機関にとってはまずいのである。

なぜなら、金融業界でも他の業界同じだと思うが、
’顧客の無知が利益の源泉’であるからだ。

その意味で、インターネットは、ビジネスチャンスというより、
貧乏神ととしての側面が強い。


特に、金融商品というのは、その性質上、
透明化するとまずい側面を持っている。

それは、金融商品には、

①誰から買うかということに意味がない
②ブランドというものに意味がない

という特徴があるからだ。


まず、①であるが、
車や家の購入であったら、誰から買うかというのが
意味を持つ。

なにか、問題があった場合
ディーラーや工務店に
「なんとかしてよ~」というのが成り立つからである。

しかし、金融商品の場合、その性質上
「なんとかしてよ~」というのが成り立たない。
何とかしてしまったら、損失補てんということで
警察に捕まってしまうのだから。


②については、金融商品の場合、
メガバンクの住宅ローンだから安心とか、
メガバンクの勧めてくれた投資信託だからきっと上がるはず
なんてことは、絶対ない。

つまり、どこの金融機関から買おうが、条件さえおなじなら
同じ結果になるのだ。つまり、ブランドに意味がないのである。


金融商品が①②の性質を持っているということは、
次の帰結が導かれてしまうのである、恐ろしいことに。

・インターネットによって透明化することで、
  消費者が賢くなると、営業マンがいらなくなってしまう。
・ブランド化という戦略が使えないとなると、透明化のいきつく先は、
  過当競争である。



■住宅ローンの透明化の是非

というわけで、金融商品全般でいえば、
業界の都合もあわけなので、消費者のことだけを考えて、
むやみに透明化してしまうとのも強引かなぁという気がする。

では、こと住宅ローンについては、どうか。

持論では、

「住宅ローンは、どんどん、透明化して
  過当競争やっちゃいなよ」

である。

なぜなら、住宅ローンという商品では、
銀行は絶対損しないようにできているからである。

貸し倒れたらどうすんの?
 ⇒住宅という担保があるじゃないか!

だし、

そもそも、融資した段階で、銀行のお金がなくなるわけじゃない。

逆に、更なる融資への担保を確保することができるわけで、
(このあたりは、信用創造という概念を理解するとわかります。)
市場にマネーを供給するという大きな役割を果たすことになる。

だから、過度なマネーサプライが、急速なインフレを引き起こし
国民の生活を圧迫しないがぎりは、
どんどん、過当競争して、金利を安くしてしまえばよい
ということになる。

それによって、国民の住環境の質は上がるし、
景気だって浮揚してくるかもしれない。


その分、一部金融機関が淘汰にあったり、
営業担当の職が少なくなるかもしれないけど、
国策としては、デメリットよりメリットのほうが大きいと思う。


職のなくなった営業担当は、中立的立場のFPになればよい。

そもそも、金融商品の営業という仕事自体
自社商品へのバイアスがはたらいてしまうというのは避けがたいし、
上述の金融商品の性質上、
矛盾を内包している存在なわけである。


であれば、本来の消費者のニーズである
中立的立場の専門家からのアドバイスができる
FPってよいのではないかと思う。


折りしも、少子高齢化、年功序列・終身雇用の崩壊に伴う
世代間格差の拡大により、
不労所得人口の増大、
つまりは、「貯蓄から投資への流れ」は
抗いようのない方向性となりつつある。


と言うことであれば、
中立的立場のFPって、需要があると思うんだけどなぁ。




■住宅ローンの透明化の実現にむけて

住宅ローンの透明化に話をもどす。
そうはいっても、簡単に銀行がそう安々と
おいしいおいしい住宅ローンの甘い蜜を
自ら手放すとは思えない。

であるから、こういうときこそ、国が音頭を取って
勧めるとよい。


住宅ローン見積もりの、パラメータを標準化して
各行に協力を求めるのである。

いかがだろうか?


(つづく)
スポンサーサイト
2008/07/11(Fri)  不動産コメント(0)トラックバック(0)
▲このページのTOPへ

コメント





















管理者にだけ表示を許可する

▲このページのTOPへ
▲このページのTOPへ
| HOME |
▲このページのTOPへ
プロフィール

やまいも

Author:やまいも
金融系システムの仕事をしています。
趣味は理屈をこねること。
そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
これが私の願いなのです。

代表的な記事としては、次のものがあります。

「空気を読む」という言葉に内包されている危険な側面
人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
自我(エゴ)

twitter表示プラグイン
twitterユーザ名:yamaimo_
FC2カウンター
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。