■凝固点
昨日何気に、凝固点という言葉を使いました。
凝固点というのは、アイデアをが集まってくる
きっかけ、イメージ的にいえば、文字どおり
水が凝固し始める、一点というような
そんなイメージで使ったわけです。
自分でいうのも、何なのですが、
良い概念だと思うのです。
つまり、良い凝固点だと思うのです。
もちろん、新チャイルディッシュ主義というのも、
GOODな凝固点です。
そんな、GOODな凝固点に集いし、
強力な仲間が現れました。
エコロジカル・アプローチという名の
仲間です。
■エコロジカル・アプローチ
人が視覚でものを認識するとき、
エコロジカル・アプローチをとるといわれています。
これは、どういうことかというと
脳が変わり行く外界の情報を次々取り込んで、
適応していくには、とくかく「おおざっぱ」に
情報を得て、足りない部分は推測によって補い、
意思決定をするのに必要最低限の情報処理を
おこなうという考え方です。
ポイントは、
次々と能動的に情報を取り込み続けるということです。
一点にどどまり、十分に情報を解析するという手段をとらない
ということなのです。
人の目は、中心点以外、高い解像度を持ちません。
したがって、中心点を動かさなければ、
見える世界はとても、狭いものになってしまいます。
しかし、人は、目を高速で動かし(サッケードと呼びます)
たくさんの像を集めます。
集めた像を、つなぎ合わせて
あたかも、途切れることない、なめらかな世界として、
世界を捉えます。
■応用
なかなか、示唆的なメカニズムをもっていると
思いませんか?
生体ってやつは!
これだけ示唆的だと、応用してみたくなるのが人情というものです。
仕事などにも、応用してみたいのですが、(ITプロジェクトとかね。)
人生にもいけそうです。
・次々と能動的に「おおざっぱ」に情報を得て、
・足りない部分は推測によって補い、
・意思決定をするのに必要最低限の情報処理をおこなういかがでしょうか?
Effectiveだと思いません?
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