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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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会話の抽象度をあげろ

苫米地英人の話が圧倒的におもしろい。
この雑誌の中では、このコラムだけ読むだけでも価値がある。

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(2008/03/10)
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言っていることは、
『相手を説得するには、会話の抽象度をあげろ』と言うことだ。

抽象度という言葉は、ちょっとわかりにくいが、
こんな意味だ。

例えば、
・東京より日本のほうが抽象的。
・日本より世界のほうが抽象的。
つまり、視点が高いと換言してもよい。


で、会話の抽象度をあげて説得するとは、
こんな感じだ。

タバコを売ろうとして、
ただ単に「買ってください」だと
自分が儲かるという低い抽象度にとどまることになる。
これでは、失敗する。

一方、
「世界の子供を救うために、タバコの買占め運動をしている。
 この運動に協力してタバコを買わないか」
と持ちかければ、買う可能性はある。

ちょっと冗談のような話だが、我々会社員の力学というのは、
”正論”あるいは”大義名分”という抽象度の高さで、
判定が下ることが多いように思う。



■Are you Happy?

正論というのは、曲者だ。
なぜなら、変に抽象度が高いから、抵抗できないわけだ。

例えば、
「顧客満足のために、ソフトウェアのバグはなくすべきだ。
 そのためには、開発プロセスを遵守しプログラムのテストを徹底する。」
というもの。

まじめにこつこつ開発プロセスをまもって、
さまざまなチェックリストでチェックして、レビューして、
ホワイトボックステストを全ケースやって。。。

って、まあ、バグをだしちゃいけないから、
やんなきゃいかんかなぁということになっているわけだ。

また、バグがおきると再発防止策と称して、
その開発プロセスやチェックリストに項目が付け加わって、
と、延々とやることが増えていく。

そして、僕らホワイトカラーの生産性が悪化し、
僕らの残業時間は増加の一途をたどる、と。

ぶっちゃけ、うざいわけです。
でも、正論だから誰も何もいえない。
(うざいという個人の感情は、抽象度がひくいため 
  正論という高い抽象度にはかわなないわけです。)

で、どうなのよ?
Are you Happy?
と、僕はききたい!



■正論に対抗するには

正論に対抗するには、その正論を上回る、たかい抽象度が必要とされる。

そのヒントとなるのが、
・「ザ・ゴール」のゴールドラット博士の制約の理論
・限界収穫逓減の法則
で、あろう。

これらをつかって、以下に正論に対抗してみた。


会社の目的は、次の3つである。
①会社がもうかること
②市場(顧客)が満足すること(CS)
③従業員が満足すること(ES)
(本当は、株主がもうかることというのもあるけど、
 話をややこしくするので、ここでは敢えて省く)

これら、3つはともすれば、お互いに対立すると思われがちだが、
本来は、相補的な循環関係にある。


例をあげよう。
市場が満足するには、価格を下げる
下げれば、会社が儲からない。
つまり、①と②が対立している。

しかし、

市場が満足すれば、会社がもうかり、
それが、従業員が満足することにつながり、
そうすれば、よい製品やサービスを市場に送り出すことができるから、
市場はさらに満足する、
という具合に、相補的に循環する

とも言えるわけだ。

我々は、後者を目指すのがよいだろう。



■具体的には
ところで、前述の
「顧客満足のために。。。」という正論だが、

これは、CSはよいが、ESには反しているわけだ。

なので、そうではなく、
「CSとESともに満足する着地点を見つけよう」
こういう切り口にすると良いと思う。

例えば、具体的には、以下はどうだろうか。


・高い生産性をたもちつつ
  致命的バグ、顧客に説明できないようなバグはなくす。

これだと、どんどん仕事ができちゃうから、ESは満足するし、
バグはあっても、顧客が納得しているのであれば、問題はない。
また、高い生産性からもたらされる、機能面での満足度で
バグをカバーするという見方もできる。
バグの修正ではお金はとれないが、新規機能であれば
お金が取れる。つまり会社もお金が儲かるわけだ。
これで、会社の3つの目的が満たされたわけだ。


と、ちょっと楽観的過ぎる考えを述べたわけだが、

「お客様は神様です。」
「顧客第一主義」
「品質第一主義」

という間違った常識がはびこる日本の会社において、
そろそろ、そのまちがった正論に対抗できる
新しい軸を作らなくては、
本当に我々会社員の生活は守れなくなってしまう。


それから、徹底、第一といった言葉も、僕らの生活を守る上で、
反応しないといけない言葉だ。

徹底というのは、限界収穫を追及しますよというのと同義だ。
つまり、投資に対してリターンのない無駄なことをいっぱいしまっせ
ということだ。

また、第一なんていうのもナンセンスだ。
どの会社も目的は3つあるのだから、どれかを優先するということはありえない

すべてはバランスだ。



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2008/03/14(Fri)  未分類コメント(0)トラックバック(0)
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人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
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