このサイトは、javascriptを使用しています。javascriptをONにしてください。

大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--)  スポンサー広告
▲このページのTOPへ

大組織適応性者の弁明

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
(2007/11/06)
梅田 望夫

商品詳細を見る


時に、全国民の必読のような本が現れる。
ちょっとでも自覚的に同時代を生きていれば、
ブログをたどったり、人づてに噂をきいたり、
かならずアンテナに引っかかって、そして、
本能的にその重要性に気づき買って読んでしまうという、
そんな本が1年に1冊くらいは現れる。

本書は、そんな一冊だ。

また、グーグルの話でしょ、とか、
シリコンバレーは日本と違うのだ、
なんて読まず嫌いしてる人、
そんな人は、随分損をしてる。

前著「ウェブ進化論」がウェブ時代の現状認識だとしたら、
本著「ウェブ時代をいく」が、その現状認識を踏まえた
生き方の本である。

生き方という、非常にヘビーな内容をあつかっており
そこかしこに、人の琴線に触れる内容がちりばめられているわけで、
読後は、一種の熱病にうかされてような状態になる。
(私も、その一人のなのだが。。。)

好き嫌いはともかく、読め!


ところで、その中に、「大組織適応性にすぐれた人たち」ということで、
以下の条件があげられている。


(1)「配属」「転勤」「配置転換」のような「自分の生活や時間の使い方を
  他者によって規定されること」を、「未知との遭遇」として心から楽しめる。
(2)与えられた問題・課題を解決することに情熱を傾けることができる。
  その課題が難しければ難しいほど面白いと思える。
(3)Whatへの「好き嫌い」やこだわりががあまりなくおおらかで、
  一緒に働く人への「好き嫌い」があまりない。
  仮にあっても、苦手(つまり「嫌い」)を克服することを好む
(4)「これが今から始まる新しいゲームだ」とルールを与えられたとき、
  そのルールの意味をすぐに習得してその世界で勝つことに邁進することに興味を思える。
(5)多くの人と力を合わせることで、個人一人ではできない大きなことができることに
  充実感を覚えるチームプレーヤーである。
(6)「巨大」なものが粛々と動くことへの関与・貢献に達成感と充実感を感じ、
  長時間長期の「組織へのコミットメント」をいとわず、それを支える持久的体力にすぐれる。
(7)組織への忠誠心や仕事における使命感のほうが、個の志向性より価値が高いと考える。



大組織に働くものとして、上記のような記述は見逃せない。

するどい洞察だ。私自身の2回の転職を含む
社会人人生を振り返っても実に納得だ。

最初の会社、2度目の会社ともに500人以下の小さい会社であり、
その中では、心の平安が訪れることはついになかった。
そして、現職(従業員数2千)では、いろいろと問題や嫌なところはあるが、
大きなところでは、やっと、しっくりきたという印象がある。

その理由が、上記の文章をみて氷解した。

だって、全くこのとおりなのだから。

過去のブログでも、大組織適応性のお手本のような心性は発揮されているような気もする。
特に、これなんか、大組織適応性そのものだよなぁ。


勿論、梅田氏自身は、「大組織適応性にすぐれた人たち」ではないわけで、
暗に「大組織適応性にすぐれた人たち」ってどうよ!と批判しているわけだが、
大組織適応性の論理っちゅうものもまたあっていいのかなとも思う。
(批判というほど明確ではないけど、言葉を選びながらも、
  そうじゃないほうが楽しいぞと匂わせている。)

ことに、大組織適応性の論理というのは、外に出すとはずかしい、
かっこよくない等々の理由で、外に語られないことが多い。

事実、表面だけみてみるとはずかしいことも多いのが事実だが、
そこは、それ、屁理屈をこねつつ、
大企業に所属していたって、どっこい、いきいきと生きとるぞい」、
と大組織適応性の論理を発信するのも、また、意義のあることのように思う。


というわけで、本日より、ブログの副題を

”大組織適応性者の弁明”ということにしたい。


いや、しかし梅田氏の以下のようなテキストを読むと、
ホント、しびれるね!
かっこよすぎるぜ!!!

「物事がうまくいかず、悔しい思いをすることが人生では多々ある。
そんなときは、『いずれ幸福に暮らすことが最高の復讐だ』
『幸福とは、いずれ自分が好きを貫いて生きている状態になることだ』
とでもおもって、
『負のエネルギー』を『正のエネルギー』に変え、
『好きを貫く』長期戦を生きてほしいと思う。」




【ブログランキングに参加しています。ポチッと一票入れてくださいね!】
ランキング
読んでいただいて、ありがとうございます。
スポンサーサイト
2008/01/14(Mon)  書評コメント(0)トラックバック(0)
▲このページのTOPへ

コメント





















管理者にだけ表示を許可する

▲このページのTOPへ
▲このページのTOPへ
| HOME |
▲このページのTOPへ
プロフィール

Author:やまいも
金融系システムの仕事をしています。
趣味は理屈をこねること。
そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
これが私の願いなのです。

代表的な記事としては、次のものがあります。

「空気を読む」という言葉に内包されている危険な側面
人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
自我(エゴ)

twitter表示プラグイン
twitterユーザ名:yamaimo_
FC2カウンター
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。