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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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フローと自己(エゴ)4


怒涛の更新ラッシュ、4日目であります。
今日も、しつこくフローに関するあれやこれやについて語っていきたいと思います。


■退屈と不安とフローの関係

フローを獲得していくプロセスで、意識しておかなくてはいけないのは、「退屈」という心理状態と、「不安」という心理状態です。

フローというのは、適切なチャレンジとスキルが良い具合でブレンドされないと、実現されないわけですが、活動というもは、常にチャレンジとスキルのブレンド具合が最適であるとは限りません。

ブレンド具合が崩れると、次のような形で、不安や退屈がおとづれることになります。

・チャレンジ>スキル ⇒ 不安
・チャレンジ<スキル ⇒ 退屈

例えば、テニスをする場合を考えて見ましょう。
はじめのうちは、相手コートにボールを返すことができるだけで、面白いのでフローの状態であると考えられます。しかし、次第に、それだけでは飽き足らずになります。つまり退屈するわけです。そして、もっと強いボールを打ちたいと考えるようになります。こうなると、スキルはすぐには獲得できないので、チャレンジ>スキルの状態になり、スキルがチャレンジにおいつくまで、不安の状態に置かれます。


このように、フローを獲得する過程では、不安と退屈が順番に訪れ次第に、複雑化(=上達)していくという形をとります。


■2つの不安

ここで、注意したいのは、不安には2つあるということ、
前回お話した、「快楽」を獲得する過程でも、不安は訪れるということ
です。
例えば、ご飯が食べられないかもしれないと思えば、それは不安になるのが当然です。

で、大事なのは、
「快楽」を獲得する過程の不安とチャジンジゆえの不安(=フローの不安)を区別すること
です。


快楽を追求しているのか(または、不快をさけようとしているのか)
それとも、楽しみを追求しているのか、区別しないといけません。


それは、なぜなら、同じ不安でもアプローチがことなるからです。

前者の不安に対しては、原因を解決しなくてはならりません。
または、それが、矛盾したパラドクスであるならば、そのパラドクスの構造を統合してやらなくてはなりません。

対して、後者の不安に対しては、不安を許容してやらなくてはなりません。
大切な意識の秩序生成装置の芽を摘んでしまうのは、あまりにももったいないからです。

よく陥りがちなあやまちは、不安を否定してしまう態度です。
この態度は、次のような循環をもたらします。

・不安⇒不安をもたらす原因の否定⇒迷い⇒集中力の低下⇒フローの条件の崩壊

こうして、せっかくのフローの芽が摘み取られてしまう、と。

僕らは、真剣になればなるほど、不安を覚えます。イチロー選手は打席に立つ前に、非常に緊張するといいます。優秀な役者なんかも、同様に非常に緊張するといいます。

フローを生むには、時空に強く相対していないといけません。そういう態度は、必然的に、強い緊張と不安を招くことになります。

であるから、フローを生むにはいい意味で苦しまないといけない、不安に苦しむ自分を許容しなくてはならない、ということになるのです。



■悟りの誤謬


よく、東洋的な世界観の中でかたられる、悟りという状態においては、俗世間から超越し、煩悩から開放されているため、ちょっとやそっとのことでは、動揺しない、常に穏やかである、そういうステートをよしとする、考え方があると思います。

しかし、この考え方には、やまいも的には、少々の違和感を覚えます。

それは、上で述べたとおり、人が真剣になれば、おのずと不安にさいなまれるからです。
ですから、むしろ積極的に不安を歓迎するくらいでちょうどいいのかもしれません。

しかし、常に確保しておきたいのは、快楽の観点での最低限の安心安全です。
ここの部分の最低ラインを確保することで、不安の中にも一種の余裕があるため、物事がうまく進みやすいというご利益もあります。

この安心・安全を確保した上での、僕らをワクワクさせる冒険旅行に旅たつ、と。そして、その冒険旅行に真剣に没頭する、と。

そういうスタンスが、もっとも理想的なのでは、
というのがやまいもの考えです。


こういったスタンスを、ひそかに実現してしまっているのが、

明日の僕との約束のリックルハングさんなのではないかと、最近そう思うようになった次第なのであります。


(次回へ続く)


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2009/07/22(Wed)  自我(エゴ)コメント(4)トラックバック(0)
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コメント





















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[222]
【ウェブ】http://19971129.blog47.fc2.com/
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こんばんは。

怒涛の連載。読み応えあります。
今日の記事を読んでいると、X理論、Y理論を想像してしまいました。

リックルハングさんのエントリーを見ていると、確かに安定と冒険の両方が充実していると感じます。私にないものを持っているので、ひそかにあこがれています。次回の記事が楽しみです。

  • 2009/07/22(Wed) 23:28
  • やっちゃばの士
  • 編集 ]
[223]
【ウェブ】http://sisousei.blog33.fc2.com/
【メール】

やっちゃばさん

こんばんは。X理論、Y理論、浅学にして知りませんでした。
いまWikipediaで調べただけなので、正確かどうかはわかりませんが、私が話していることと似ている部分があるかもしれませんね。

教えてくれてありがとう^^;




  • 2009/07/23(Thu) 00:02
  • やまいも
  • 編集 ]
[224]
【ウェブ】http://seikatsusekkei.blog88.fc2.com/
【メール】

お恥ずかしいです^^;
やまいもさんにかかれば、ボクごときも、すごい高尚な人間に仕上げてくださる。。
一応、そのようになりきっておきますよ(汗)

さすが、愛のある理屈家です。

  • 2009/07/23(Thu) 01:25
  • リックルハング
  • 編集 ]
[225]
【ウェブ】http://sisousei.blog33.fc2.com/
【メール】

リックルハングさん

こんばんは。

>さすが、愛のある理屈家です。

どもども^^;

最近、構造化による癒し、理屈による癒しというのもありだなと思うようになってきました。
女性には嫌われそうですが^^;

リックルさんのされていることは、とってもすごいことだと思います。



  • 2009/07/23(Thu) 01:39
  • やまいも
  • 編集 ]
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やまいも

Author:やまいも
金融系システムの仕事をしています。
趣味は理屈をこねること。
そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
これが私の願いなのです。

代表的な記事としては、次のものがあります。

「空気を読む」という言葉に内包されている危険な側面
人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
自我(エゴ)

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