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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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フローと自己(エゴ)1

ここまで、1,2ヶ月、結構しぶとく書き続けてきた
”自己(エゴ)”の問題に関して、そろそろ、まとめの段階に来ているかと思います。

そして、最後の、そのまとめとして取り上げるのには、この自己の問題関して、より包括的、系統的な枠組みを提供する「フロー理論」が最もふさわしいのではないかと思います。



■前置き

フロー理論とは、ハンガリー出身の心理学者 チクセントミハイによって提唱された理論で、幸福、楽しみ、最適体験、至高体験といった、人がその人生において「楽しみ・充実」といわれる心理状態を実現している状態を研究したものです。

ところで、

人は皆幸福を追求しているわけですが、それは意識的に追求できうるものなのでしょうか?

心理学者ビクターフランクルは、

「成功を目指してはならない。成功は、それを目指し目標にすればするほど、遠ざかる。幸福と同じく、成功は追求できるものではない。それは自分個人より重要な何者かへの献身の果てに生じた予期しない副産物のように、結果として生じるものだからである。」(『意味の探求』より)

といっています。

Mr.Childrenの桜井さんは、
「愛はきっと奪うでも、与えるでもなくて、気がつけばそこにあるもの。 」

といっています。

いずれにしても、成功、幸福、愛といったものは、直接的に追求しても得られないというのが、先人の結論のようです。

しかし、直接的ではないにしても、そこにいたる道筋は確実にある、と
チクセントミハイ氏は言います。

一言で言うと、意識を統御すること、ということに尽きるわけですが、
氏の理論は、いわゆるハウツーを提供しているわけではありません。

むしろ、人が幸福に至る原理・構造を示すことに始終しています。
つまり、具体的な処方箋を出すのではなく、
原理・構造を理解することが、この種の問題解決への至る道を提供する、というわけです。


そして、ここからは、フロー理論に対する、
やまいもの曲解となるわけですが、

人は、幸福な生き方を追求し、幸福になるのではなく、
(多くは、夢を追って生きるとか、そういうことになるかのかもしれませんが、)
そうではなく、物理的な幸福な脳のステート(フローというものなのですが)を実現することによって、幸福になる、ということをやってしまおうというのが、やまいもの狙いです。


そういった意味で、前述のMr.Childrenの言葉は、
「愛はきっと奪うでも、与えるでもなくて、気がつけばそこにあるもの。 」を
やまいもが語るとすれば、
「愛はきっと奪うでも、与えるでもなくて、フローを実現することによって意図的・戦略的に獲得するもの 」

ということになるでしょうか。


また、前述のビクターフランクルさんの言説については、

「自分個人より重要な何者かへの献身の果て」という部分は正しいですが、
予期しない副産物という部分が違っているのではないか、と思います。

つまり、意図的に、「自分個人より重要な何者かへの献身」を行い、
予期した主産物として、幸福を手に入れてしまうことはできるだろう、と。


要は、ビクターフランクルさんや、ミスチルの桜井さんの言説を否定するぞ、といっているわけです。幸せの青い鳥を探しにいってしまおうという冒険的試みなのです。



■フロー理論とは

さて、前置きがながくなりましたが、

その理論のなかで、フローとは、意識を秩序化すること、と定義されています。


これだけだと、なんだかわかりませんね。
これから説明します。

我々が何かものごとに集中しているときというのは、
注意力という心理的エネルギーを一点に振り向けています。
他方、我々が注意力が散漫なとき、イライラしているとき
というのは、この注意力が複数の方向に引き裂かれている、
と考えることができます。いわば葛藤です。
この葛藤が諸悪の根源であると、いいます。

我々の意識というのは、あまり性能が良くないので、
1秒間に126ビットしか処理ができません。
一度の扱える量が、少ないため、同時に一括に処理を行うことが苦手なため、
注意力が引き裂かれた状態だと、極めて効率が悪いということになるわけです。

効率が悪いから、不幸だというわけではありませんが、意識を極度に集中している状態だと、世界と一体化し自意識が希薄化し、世界と自身が調和しすべてがうまくかみ合っているという、いわゆる最適体験、至高体験といったことが達成されるということが知られています。


というわけで、一旦、幸福=フローというふうに考えて、これからこのフローにまつわるお話を展開していくことにいたします。


(次回へ続く)


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2009/07/19(Sun)  自我(エゴ)コメント(0)トラックバック(0)
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そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
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人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
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