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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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変容と自己(エゴ)

今宵は変容と自己とのかかわりにおいてです。


◆変容の条件

人は、時にびっくりするくらい変容する場合があります。

変容するとは、外界からの刺激に対する感じ方、
その感じ方を形作る考え方、そして感じ方・考え方を通じて
出力されるアウトプット、そのすべてが変わることをいいます。

多くのスタープレーヤーも、この変容を経験しています。

変容が起こる条件として、状況が極めて劣悪であることがあげられます。

この極めて劣悪な環境を何とかするには、
外的環境の改善だけでは、ままならず、
内的環境の改善というより、内的環境の改革をなしとげなければならなかった
ということになるのでしょう。


◆変容の現場

NLPトレーナーである山崎啓支さん著「願いがかなうNLP」の中にも
この変容体験が語られています。

願いがかなうNLP願いがかなうNLP
(2009/02/19)
山崎 啓支

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山崎啓支さんは、当時営業をやっていたのですが、
社内一のダメ社員であったそうです。
何をしても、失敗続きで、あまりにもクレームが多いので、
クレーマークレーマーとあだ名されていたこともあったとか。

ある日、彼はとんでもない失態をしでかしてしまいます。
クライアントはかんかんに怒っていて、キャンセルをするというし、
そのクライアントが紹介した知り合いにも、今回のことを伝える
といます。そうなると、会社の損失は1000万以上となってしまいます。

そこで、本来なら上司に報告すべきところを、そうしないで、
独断で自分だけで説得に向かいます。
結局、なんともできずに説得は失敗に終わります。

そして、とうとう会社への辞意をかため
辞表をもって、上司に報告に行きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上司たちは黙って私の話を聞いてくれました。
いつもは話の途中で怒鳴りだす上司も、最後まで何もいわずに
熱心に聴いてくれました。こんなに熱心に聴いてくれたのは初めてでした。
すべてを話し終えると、上司はいいました。
「わかった」
そして続けました。
「あとは俺らがうまいことやってやる。だからもう安心しとけ。」
この言葉を聞いて、涙が止まらなくなりました。
それまで私は、ずっと自分を否定されていると思っていました。何一つ仕事のできないダメ人間だと思われていると思っていました。自分で自分をドブネズミのような存在だと思っていました。
その私を許してくれたのです。
「お前はお前でよくやった」と暗にいわれた気がしたのです。
はじめて自分を認められたような気がしました。
心の底でそう感じたのです。

このとき私は変わったのです。
そして、私をとりまく「世界」もガラッと変わったのです。

このとき瞬間的に思いました。
これからは、この人たちのために生きよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



こういった顛末でもって、彼は変容を遂げ
そこから先は、社内でトップの営業マンとなっていきます。


◆精神の発達過程

人の精神の発達過程というのは、いくつかの段階があります。
第一段階は、安心安全の欲求の充足、という段階です。
この段階の生のエネルギーの供給源は、「不足」です。
「不足」がもたらす、強烈な焦りが、生存欲求を刺激し
人間をトライブしていくことになります。

その次の段階は、「探索」です。
第一段階の、「不足」が満たされると、一時的に
人間をドライブしていく動力源を失うことになります。
そうなると、人は平穏で何の問題もない生活を送るのですが
次第に、物足りなくなってきます。充足感を渇望するようになるのです。
そして、充足感を得られる何者かを見つけるために、
探索の旅に出ることになります。
この段階では、人はあらゆる角度から充足感を探索することになりますので、
文字通り、旅に出たり、キャリアを変えたり、といったことを行うことがあります。


第三段階。探索の旅のなかで、とても数少ない一握りの人間が、
ライフテーマを見つけていくことになります。
そして、発見したライフテーマに生活全体を秩序付けて、
それはあたかも、レーザー光のように波長の位相がそろって、
極めて強力なエネルギー体となるように、、
ひとつの方向に強力にまい進してく、ということになります。


さて、この山崎さんの例ですが、いきなり第一段階から、第三段階へ
ワープしていることがわかります。
このワープをするというのも、まま、見られる現象です。
よく、臨死体験をしたとか、そういった、強烈な体験をしたひとに
多くあります。

ここでのポイントというのは、
極めて劣悪な環境が、
「自身の生死を超越するほどに高度に抽象的なポジションから世界を眺める」
というポジション獲得に役立っている、ということです。

そして、そこで、何かをつかんで、それがライフテーマになるわけです。

そこで、つかむものは人によって様々です。
多くの場合は、人のためになることが多いようです。

山崎さんの例ですと、それが「承認」になるのではないかと思います。
絶望的な状況で、上司に承認されたことによって自身が変容を遂げたということで、承認の重要性に目覚め、承認による変容を追及していくことになるのです。

こういう風に考えていくと、劣悪な環境というものに対して、
ウェルカムな気持ちが出てくるような気がします。

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2009/07/04(Sat)  自我(エゴ)コメント(0)トラックバック(0)
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Author:やまいも
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趣味は理屈をこねること。
そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
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人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
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