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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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HappynessとSuccessそして有能であるということ3


■リフレームとハッピーロボット

前回の、人間の成功に関する3つの思想はいかがだったでしょうか?
なかなかに、スッキリと整理されていて、かつ
しみじみとした深い味わいであったと思います。

しかし、ここでは、その味わいについて話をすすめることはいたしません。

ここで注目したいのは、この意味づけの方向性を変遷させることによって、
感覚を追求するという宿命を背負った人間が、
如何に巧みに、生きる意欲を失わずに、生きていっている
というところです。

つまり、感覚の肥大化に対処しているということです。

例えば。

競争の思想の観点では、
目の前の競争に敗れるということは、間違いなく’不快’です。
しかし、達成の思想の観点では、その敗北も、
達成に向けて歩みを進めているということで、
幾分、その不快度指数が軽減されているのです。

さらに、成長の思想に至っては、
敗北そものもが、成長をもたらす糧として
珍重されていることすら考えられます。
つまりは、’快’であるかもしれないのです。


僕ら人間が、良質なドーパミンを
沢山出すことを志向する巨大なフラスコであるならば、
このように、意味づけの方向性を変えてやるという行為で、
僕らは極めて有効に機能できているといえるでしょう。


さて、意味づけの方向性を変えてやる、ということですが、
このことを、リフレームと呼びます。

我々の周りにおきる出来事には、さまざまな側面があり、
一概に良いとも悪いともいえません。

であれば、都合よいフレームに付け替えて、
そのフレームごしに世界を眺めてしまえば、
脳内を、’快’で満たしてしまえるというコトです。


そして、この手法を洗練し、常にリフレームできるようになって
しまった人のことをハッピーロボットと呼びます。

どんな状況であろうと、巧みにフレームを付け替えてあげて、
脳内のドーパミンを絶やさないようにします。
極めて機械的で、自由度がないので、
こういう人は、ある意味でロボットといってよいでしょう。

誤解して欲しくはないのですが、
ハッピーロボットの概念の理解のために敢えて言うならば、
ハッピーロボットというのは、宗教又は
スピリチュアルのにおいがします。
また、前述の、成長の思想にも通じるところがあります。
本当に誤解して欲しくはないのですが、
宗教が悪い、スピリチュアルが悪い、成長の思想が悪い
ハッピーロボットが悪い、といっているわけではありません。

というより、ハッピーロボットこそ
人間=巨大なフラスコ説というフレームで眺めてみた場合において、
それは、ひとつの到達点とみることもできるでしょう。


しかし、このハッピーロボット、これはこれで良いようなきもしますが、
果たして本当にそうなのでしょうか?


仮に’良くない’と判断するならば、
リフレーム、ひいては、
意味を求めるという行為自体についても、
疑問符がついてくるということになってくるのではないでしょうか。

そこで登場するのが。。。

 

■ニヒリズム

・・・・・・・・・・・・・・・・
「踊るんだよ」羊男は言った。
「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。
 おいらの言っていることはわかるかい? 
 踊るんだ。踊り続けるんだ。何故踊るかなんて考えちゃいけない。
 意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・
  「ダンス・ダンス・ダンス」より、(by 村上春樹)

村上春樹氏は、意味なんてない、といいます。
ナイキのCMではなないですが、「just do it」です。

村上春樹氏は、ハッピーロボットが念頭にあったわけでは
ないと思いますが、意味をもとめるということに関して
消極的なような気がします。

それはそれで、考え方ですが、
ある種、ニヒリズムに近い考え方だと思います。


ニヒリズムの困った点は、元気がなくなってしまう
ということです。


僕らは、感覚を求めるようできていて、
それでいて、感覚を単に求めるだけでは難しい状況に陥っているわけで、
「踊るんだよ」「just do it」といわれても、処方箋にはなりにくいのが現実かと思います。

とはいえ、このニヒリスティックな態度というのは、
こと踊ることに集中しているわけなので、一種の作業集中の状態と考えられます。

ですので、気分もそんなに悪くないと思われます。
そして、なにより大変有能であるといえます。


(次回へつづく)



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2009/04/02(Thu)  HappynessとSuccessそして有能であるということコメント(4)トラックバック(0)
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コメント





















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[191]
【ウェブ】
【メール】

こんばんは。

先回の記事

競争→達成→成長という心のコントロール、訓練しないとなかなかできないですね。そういう意味でこの心のコントロールを訓練して自動化する、それがハッピーロボットでしょうか。

ニヒリズムについて。どのように話が展開されるのか次回を楽しみにしています。

  • 2009/04/03(Fri) 23:06
  • やっちゃばの士
  • 編集 ]
[192]
【ウェブ】http://sisousei.blog33.fc2.com/
【メール】

>訓練しないとなかなかできないですね。

確かにそうですね。しかし、少しでも成長の思想が
頭にあると、こころが穏やかな時間が増えるのではないでしょうか。

でも、成長の思想が一概によいと考えているわけではありません。(ややこしくて、恐縮です。)




  • 2009/04/05(Sun) 09:23
  • やまいも
  • 編集 ]
[193]
【ウェブ】http://blog.livedoor.jp/moneymassage/
【メール】

奥深い文章をいつもありがとうございます。

能をフル活用して読ませていただいております。

  • 2009/04/06(Mon) 09:39
  • 林浩太郎
  • 編集 ]
[194]
【ウェブ】http://sisousei.blog33.fc2.com/
【メール】

はやしさん

こんばんは。

>能をフル活用して読ませていただいております。

難解な文章ですいません。
次回はもっと難解になってきます^^;




  • 2009/04/06(Mon) 22:01
  • やまいも
  • 編集 ]
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Author:やまいも
金融系システムの仕事をしています。
趣味は理屈をこねること。
そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
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人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
自我(エゴ)

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