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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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HappynessとSuccessそして有能であるということ2


■意味をもとめるということの意味

さて、解釈するとはどういうことでしょうか。
事実が与えられたとき、それに対して意味づけをする
意味を求める、というようなことかと思います。

この意味を求めるということに関して、
それはどういうことかをまず、考えてみます。

以前のエントリーの中で

「進化論的にいうと感覚の肥大化したものが人間である

というお話をしました。(覚えておいででしょうか?)

これは、どういうことか。

通常、生命というものは、個体の存続(個体としての生存の維持)、
ひいては、種としての繁栄を目指すという方向性があります。

ところが、人類にいたっては、個体の存続、及びその延長線上にある
種としての繁栄を、一般的な意味では
純粋に目指していないという側面があります。

共生の思想であったり、環境に配慮してなどと、
いわゆる’手加減’をしているのが、それにあたります。

そして行き場をうしなった方向性に対して、
感覚という、たまたまあった手持ちの道具を肥大化させてきたのが
人類の歴史であったわけです。

この状況において、感覚さえもが、
曲がり角を迎えるにいたっているのが、現在の人類の立ち位置です。


そして、この’曲がり角’に対処する方策として考え出されたのが、

「意味を求める」

という行為になるわけです。


意味を求めることで、どうして’曲がり角’に対処できるのでしょうか?

曲がり角という意味は、感覚の肥大化をピュアな形でおこなっていくと、
それは、マイケルジャクソンになってしまう、ということでした。

つまり、ピュアな形での感覚の肥大化の方向性は、
身の破滅につながる、と。

なので、ピュアな形の感覚の肥大化に対して
ストッパーをかけるという行為
が必要になってきます。
実は、それが「意味を求める」
という行為の正体なのです。

なぜなら、「意味を求める」ことにより、
感覚の量的な側面から、質的な側面へ焦点をシフトさせることができるからです。



■成功の条件

「意味を求める」ということに関して、もう少し掘り下げるために
経営コンサルタントの田坂広志さんの「人生の成功とはなにか」というテキスト
を取り上げてみたいと思います。

人生の成功とは何か 最期の一瞬に問われるもの人生の成功とは何か 最期の一瞬に問われるもの
(2005/06/23)
田坂 広志

商品詳細を見る

田坂広志さんのご著書は、いくつか読ませていただいているのですが、
なかなかに詩的な独特の文体で、深い味わいを持つものが多いです。

例えば、以下のような感じ。

・・・・・・・・・・・
マネージャーが、「人間成長」という聳え立つ頂に向かって、登り始める。
そのとき、山道を登っていくために、身につけるべき大切なものがあります。

「人間観」

それを身につけなければならない。

「人間」というものをどう見るか。どう観ずるか。

その「人間観」です。

・・・・・・・・・・・
(田坂広志 著「なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか」より)

なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 人間の出会いが生み出す「最高のアート」なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 人間の出会いが生み出す「最高のアート」
(2007/07/19)
田坂 広志

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実に、素敵な文体です。

この自己啓発の吟遊詩人とでも言えばいいのでしょうか、
この空気感、いっぱつでファンになってしまいました。
とってもオススメです。


さて、前述の「人生の成功とはなにか」ですが、人間の成熟度合いによって
人間の成功を3つの観点で整理しています。

1.競争の思想
 人間の最初の段階です。端的にいうと「人生の成功=競争に勝つこと」
 という考え方です。この思想の良いところは、非常に強烈なモチベーション
 が発生するということです。競争というのは、非常にハッキリとしており
 具体的に目に見える形で成果が現れます。従って、ここに価値を置いて
 生活するということは、常に人生のものさしを差し出され続けて
 いるということですから、刺激には満ちていると考えることができます。
  反面、こころの平安が訪れにくいというデメリットがあります。
 常に追い立てられているわけなので心が休まることがないでしょう。
 また、価値判断の基準が、相対評価ですから、自分の外にあるわけです。
 ですので、人の目を気にして生きなくてはならないところも、
 ちと、つらいところです。
 しかし、競争に勝つ一握りの人間にとっては、極めてハイパフォーマンスを
 出しやすい思想であることは間違いないです。

2.達成の思想
 それに対して、達成の思想は、登山に例えることができます。
 この思想とは、山の頂を制覇したことに価値をおく思想です。
 一番先に到達したこと(競争の思想)ではなく、
 あくまで、達成したことがに価値があると考えるのです。
 またこの考え方は、価値判断の基準が自分の中にあると
 考えることができます。
 ですのでより安定した精神状態で生活することが可能となってきます。
 この思想は、コツコツと努力をする性格の人間にとっては、とても
 しっくりくる考え方ではないでしょうか。
 というのも、競争の思想だと、常に競争に勝たなければ意味がなかったかけ
 ですが、この思想は登山ですから、常に山の頂を目指し続ける態度に価値を
 置くことになります。
 従って、常に前向きでコツコツと努力しやすいのです。

3.成長の思想
 そうはいっても、努力しつづけるもの、つらく困難な状況が時におとずれる
 というのが人生です。
 こういった困難な状況に威力を発揮するのが、成長の思想です。
 成長の思想とは、困難な状況にこそ、人が成長するとてもとても
 貴重な体験である、と考える考え方です。
 そして、そういった困難な状況にもまれながら
 成長していく姿にこそ、人生の意味がある、と。こう考えるわけです。
 この思想はある意味、人格者・又は聖人の思想です。
 右の頬をぶたれれば、左の頬を差し出す、というか、
 敢えて火中の栗を拾うような、そういう生き方だと思います。


 (次回へつづく)

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2009/03/31(Tue)  HappynessとSuccessそして有能であるということコメント(0)トラックバック(0)
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やまいも

Author:やまいも
金融系システムの仕事をしています。
趣味は理屈をこねること。
そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
これが私の願いなのです。

代表的な記事としては、次のものがあります。

「空気を読む」という言葉に内包されている危険な側面
人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
自我(エゴ)

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