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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について2

前回、進化の暴走ということをお話したわけですが、
進化ということを考える上で、もうひとつ
需要な事実があります。

それは、

機能の乗っ取り

という概念です。



■機能の乗っ取り

鳥の翼というのは、もともと、保温目的であったそうです。

知ってました?


このように、生命体というのは、
目的に従って進化しているというより、
たまたま手持ちの持ち物で何とかしてしまう
ということをするようです。


以前ご紹介した「できそこないの男たち」という本の中にも、
男は女から派生したというようなことが書いてありました。

できそこないの男たち (光文社新書)できそこないの男たち (光文社新書)
(2008/10/17)
福岡伸一

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つまり、パーツとしては女が生命体の標準仕様である、と。

その標準仕様をカスタマイスして、つまり、
本来、女性用の器官として作られたパーツを
カスタマイズして、男性用の器官として
作り変えた、と。

それが証拠に、男性の部分に、女性のそれを
縫い合わせた「縫い目」を確認することができます。

このようにカスタマイズしたため、こんなできそこないの個体、
即ち「男」が出来上がってしまったわけです。

出来損ないであることは、
平均寿命をみても、
犯罪者にこれだけ男女の偏差が見受けられることからも、
明らかですよね。

男性ホルモンが、免疫系を痛めつけるという
そいういった”欠陥”もあります。

ちょっと話は脱線しましたが、
まとめますと、
生命体というのは、目的をもって
器官・パーツをつくっているのはなく、
たまたま今ある自分の持ち物の本来の
目的を違えて、別の目的に流用してしまう
ということをしばしば行います。

このことを、機能の乗っ取りと呼ぶことにします。



■脳の機能

さて、次に、上記の進化の暴走、機能の乗っ取り
という観点で、人類の特徴を考えてみることにします。

人類の特徴は、何といっても脳の肥大化です。

脳機能の暴走といってもよいでしょう。

そもそも、脳の機能とは何でしょうか?


もともとは、神経系のコントロールセンターであったと考えられます。

神経系のコントロールセンターということは、
より生存に適合しやすい動作を行うことができるように、
的確な判断を行うための回路が集積した場所といった意味です。


そして、それが、次第に高度化していった、と。

高度化していったことによって、何がうまれたか。

それは、知性と情動です。

本来、外界の情報を取り入れて
特定の生存に適合しやすい反応を作り出す
のが目的でしたが、その反応が機械的であるより、
より柔軟に多様な判断ができるように、
その判断過程を高度化・複雑化していきました。

その過程でうまれたのが、
知性と情動です。


■知性と情動

知性とは、簡単に言えば、対象と分離するということです。
名前をつけて、その対象を自身と分離し、
取り扱える形にするということです。
実際の現象面で言うと、言語獲得と整合的です。
脳の部位で言うと、新皮質にということになるでしょう。


それに対して、情動とは、感情・感覚のことです。

生存に有利な状況に対して、快、
そうでない状況に対して、不快
という風に色分けして、外界からのインプットに対して、
一旦、感情・感覚に翻訳して、
その感覚を通じた判断過程をへたうえで
反応ということをやってやります。

こうすることによって、インプットからアウトプットまで、
時間がかかる反面、その感情・感覚の部分を書き換えてやることによって、
より多様な反応が期待できるようになります。

さらに、この感情・感覚の部分を通過して、知性の部分で
判断処理を行うとさらに、反応速度は遅くなりますが、
より多様な反応が期待できることになります。


この情動の部分を処理するのが、特に辺縁系ということになります。
(ちなみに、この情動の部分まで到達しないで処理を行う場合、
 それは、小脳での処理ということになります。)

辺縁系は、実は、脳の最も古い部位のひとつで(魚類にも存在することが
報告されています。)、大きさでいうとそれほど他の動物と変わることがありません。

しかし、人類は、この辺縁系で処理を行う情動の表出、及びその表出された情動を察知する能力
に関して、極めて高度に発達させてきました。

そのひとつが、表情です。
人間は、笑うことのできる、唯一の動物だといわれています。

他にも、その他、情動を表出する手段として、音楽・踊りなど
さまざまな、方法を発達させてきました。

と同時に、その情動を受信する能力においても、高度に発達させました。
(たとえば、人の視線に対する感受性は極めて高いものがあります。)




次回につづく

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2009/02/14(Sat)  人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味についてコメント(2)トラックバック(0)
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コメント





















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[168]
【ウェブ】http://19971129.blog47.fc2.com/
【メール】

こんにちは。

今回の記事のタイトルは「仰々しくて」大変気に入っています。結論をいろいろと想像していますが、次回を楽しみにしています。

ちなみに、私の新居は浦安です。江東区、近いですね。私は毎日新木場あたりを通過していますよ。

  • 2009/02/14(Sat) 14:32
  • やっちゃばの士
  • 編集 ]
[169]
【ウェブ】http://sisousei.blog33.fc2.com/
【メール】

やっちゃばさん

こんばんは。

>「仰々しくて」大変気に入っています。

仰々しい?あはは、確かにね。
やまいも本人としても、とぼけてタイトルつけるよね、と
なかば、苦笑交じりのところはありますが、
一方で大真面目で結構本気で書いていたりもします。

一応結論は考えてあるつもりなのですが、
最後どう転ぶことになりますやら。

本人も楽しみにしております。^^;




  • 2009/02/14(Sat) 20:40
  • やまいも
  • 編集 ]
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プロフィール

Author:やまいも
金融系システムの仕事をしています。
趣味は理屈をこねること。
そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
これが私の願いなのです。

代表的な記事としては、次のものがあります。

「空気を読む」という言葉に内包されている危険な側面
人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
自我(エゴ)

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