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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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豊かな消費~物は飽和しているのか~

再びこのブラフです。


uchiwake.jpg


これは、消費の内訳の推移を示したものですが、
これをみると、耐久財、非耐久財ともにあまり伸びておらず、
物の消費というのは、飽和状態に達しており頭打ちになっていると
見ることもできます。


これはある面では真であり、また別の面では偽であると思うのです。
今日は、この両側面について語っていきたいとおもいます。

これが真であるというのは、
イノベーションがおきないと、商品の価格は次第に低下してくる
ということがあるからです。

なにも商品が変わらないとすると、コンペティターが
同等以上の商品を出し、次第に競争力が失われていってしまいます。

そのため、ほっておくと商品の価格は下落していってしまいます。
このため、商品を同一価格に保っておくには、イノベーション
又はブランド化が必要になってくるのです。

下の図を見ていただきたい。

チョコレート

この図は、チョコレートの消費者物価指数の推移です。

2000年に入ってから、チョコレートの価格は大きく値崩れしています。

これは、実感としてもわかるのではないでしょうか。

我々が子供のころって、チョコレートって高くて、
板チョコ一枚、200円位したのを覚えています。

いまでは、78円くらいで売っているのではないでしょうか。

また、増量キャンペーンのようのものも頻繁に見かけるようになりました。

特に、板チョコのように定番化した商品を中心に
価格が下落していることが見受けられます。

不況によって価格訴求力のある商品を時代が要求したとか、
関税率が引き下げられた(20%⇒10%)という外部要因は
あれど、定番化⇒低価格化という図式は
確かに存在するのだと思われます。

勿論、同時にチョコレート専門店による一粒数百円という高級品化の方向性(ブランド化)や、
ムースポッキーやフランといった、イノベーションによる方向性も模索されてはいますが
業界全体としては、価格は下落傾向といってよいでしょう。


さて、次は、偽の説明、つまり、「物は飽和しているという」という
命題に関して、「んなこたーない」という話をします。

さて、前回実質GDPは右肩上がりで伸びていたという話をしました。
GDPというのは、国内で生産した付加価値の総量ですので、
普通に考えれば、その中から支払われる我々の給与は
増えていく、となると思います。

しかし、我々の給与所得を考える上で、重要な数字、
労働分配率を考慮しなければなりません。

結論から申し上げれば、この労働分配率が低く抑えられていたため、
実は、この右肩上がりのGDPの只中に会って、
家計への資金の流入料は逆に減っています。

下の図は、雇用者報酬(つまり労働者の給与所得の総量)の推移です。

雇用者報酬

GDPが右肩上がりだったのに対して、肝心の給与のほうが上がっていないことがわかります。
バブル崩壊から、ほとんど上がっていません。こちらのグラフのほうが、
より豊かさの実感としてはしっくりくる感じがしますよね。

これが、私が前々から云っている、需要の枯渇という現象なのです。

つまり、実は物が飽和しているのではなく、
買うお金が無いから、物が買えないだけなのです。

昨今、若者の車ばなれ、お酒ばなれ、ブランド品離れ等々、
若者を中心とした消費の不振が云われていますが、
これも、お金がないという身も蓋もない現実と
その現実がもたらす、
お金がない生活で結構満足という向上心のなさ(=希望のなさ)
これが、絡み合って消費不振につながっています。

さて、このような現状で、如何にして
豊かな消費を実現していくのか、
これが問題なのですが、この問題解決策を次回から
お話いていくことになります。



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2008/12/23(Tue)  未分類コメント(2)トラックバック(0)
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コメント





















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[150]
【ウェブ】http://onigirigorogoro.blog46.fc2.com/
【メール】

やまいもさん
こちらもお久しぶりのコメントです。
そうですね、住宅に置き換えたらどうなんでしょうか。今までの住宅業界は、ローコスト中心に、団塊jrを標準に商品構成、販促活動されていました。やまいもさんの仰る、世代ポスト団塊世代は本当にそうですね。所有欲が低いということ、実感しますね。次回期待しています。

  • 2008/12/24(Wed) 11:10
  • gonsuke
  • 編集 ]
[151]
【ウェブ】http://sisousei.blog33.fc2.com/
【メール】

gonsukeさん

こんばんは。

住宅においても、
ポスト団塊Jrたちは、購買意欲があまりないようですね。賃貸ならまだしも、親と同居なんてのも結構いたりして。

この「意欲」、一見難しいようですが、
ここを刺激してやるのが実は一番効果的なんです。

そういう話は、本編でお話しますね。



  • 2008/12/24(Wed) 21:43
  • やまいも
  • 編集 ]
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金融系システムの仕事をしています。
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