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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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「守る男」と「創る男」、あるいは「まじめな男」と「おもしろい男」

ここのところ、ずーっと「豊かな消費」ということについて
語ってきているわけですで、まだまだ語りたいことはあれど、
ちと、しつこいかなぁという思いもあり、
今日は、ちょっと別の話題。

思考というのは、主に分類と対比とアナロジーでできています。

つまり、
「物事は、こういうものと、ああいうものに分けられる。」とか
「これと、これは同じことです。」とか
そういったことでできているのです。

というわけで、本日のお話も、この分類と対比とアナロジーをつかって
語っていくという構造になっております。

さて、
男には、守る男と創る男の2種類がおります。

守る男とは、一言で言うと「まじめな男」であります。
男というのは、狩で獲物を追うとき、組織的な
動きが求められたことから、
組織構造を維持運営していくのに適した特性を有します。
例えば、ヒエラルキー的に上位のものの指示に従う、とか
規則をきっちり守るとか。
こういった、まじめさがあるがゆえに、社会は
円滑に維持・運営されていくわけです。


一方、創る男とは、一言で言うと「おもしろい男」です。
以前、生き方としての豊かな消費というエントリーのなかで、
人にはリスクをおかす事に達成感を感じる本能がある
というお話をしましたが、こういった本能が優位なタイプであると考えられます。

このリスクをおかすということは、
端的に云うと、「チョロチョロ」することです。

「チョロチョロ」「チョロチョロ」いらぬ、いたずらをして
しょーもないコトばかりをしているという
ことです。

これは、一見子供っぽいという感じもいたしますが、
実は、一種の能力であります。

この能力のおかげで、世界は切り開かれてきたし
およそ創造というのは、この「チョロチョロ」することを
通じて、なされてきたといえるでしょう。

「チョロチョロ」するということは、
さまざまな組み合わせをためして、
可能性を追求しているということです。

であるから、突拍子もないおもしろいコトを創造できるのです。

こうして、守る男と創る男が、双方が相補的な関係で持って
社会を築き発展させてきたわけです。

ところが、です。

昨今の日本、閉塞感が漂っていると思いませんか?

この閉塞感を打破できるのは、創る男すなわち、
おもしろい男なのではないでしょうか。

おもしろい男は、いつも落ち着きが無く、「チョロチョロ」しているため、
社会的には評価が低いかもしれません。

これも、日本が「持てる国」になったからです。
「持てる者」はモチモノを守りに行きます。

そこで、守る男が重宝されることになります。

しかし、守る男の比重が高くなりすぎると、
社会はダイナミズムを失ってしまいます。硬直化してしまうのです。

硬直化ということは、イノベーションが起きにくいということです。

イノベーションが起きにくいということは、オーバースペックにつながります。(※)

 (※)下記の記事がとても鮮やかに説明しています。
 
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20081128

 

 ガラパゴス化する(※)といってもいいと思います。
 (※)http://sisousei.blog33.fc2.com/blog-entry-189.html

いずれにせよ、社会にとってはよくない状況です。

この状況を打破するには、2つの方法があります。
ひとつは、「持たざる国」になってしまうという方法です。
「持たざる国」になれば、必然的に「守る」必要がなくなってしまいます。
さすれば、自然と社会は「創る男」を求めて、
ダイナミックさを取り戻していきます。

もうひとつは、守る男の庇護のもと
「おもしろい男」の創造性の翼を存分に広げてやる
という方法です。

前者は一旦、「地に落ちる」経験をしなければならず、
ハードランディングな感じがするので、当然
後者が求められるわけです。


ところで、当ブログのタイトルをご存知の通り
大人の人生はおもしろいか
です。

つまり、あなたは十分「チョロチョロ」してますか?
と問うてるわけです。

また、「チョロチョロ」するということは、
男の本質であると思うのです。(※)

 (※)「チョロチョロ」すること、すなわち社会にボラティリティをもたらすことこそが、
   男の本質であることは、下の本に詳しいです。

できそこないの男たち (光文社新書)できそこないの男たち (光文社新書)
(2008/10/17)
福岡伸一

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というわけで、当エントリーの結論としては、
「チョロチョロ」することは、圧倒的に正しい。
そして、 「チョロチョロ」する能力に恵まれない人々は
その暖かい包容力で持って、「おもしろい男たち」を見守って
いただきたい、と、
こう思うわけでございます。


なお、このチョロチョロするということについては、
松永暢文さんの「男の子を伸ばす母親は、ここが違う」
という育児書を参考にしました。

いや、育児書なんという普段読まない本も読んでみるもんですね。^^;

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2008/12/08(Mon)  未分類コメント(4)トラックバック(0)
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コメント





















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[144]■NHK「篤姫」視聴率、自己最高の29・2%-なぜ高視聴率なのか?
【ウェブ】http://yutakarlson.blogspot.com/2008/12/yappryoutube.html
【メール】yamada.yutaka@gmail.com

こんにちは。篤姫、幕末ものはヒットしないというジンクスを破って高視聴率を獲得していますね。私は、この視聴率の背後には、多くの人たちの改革への期待があるのではないかと思います。現状の社会の閉塞感を打ち破る明治維新のような大改革を無意識のうちに求めているのではないかと思います。そうして、私は本当に閉塞感を打ち破る方法はあると思います。それは、明治時代の先達が西欧から本格的に導入することをしわすれた西洋型近代NPOを導入することだと思いす。良い悪いは別にして、まずこれをしなければ、今の日本の閉塞感に満ちた状況はなかなか打ち破ることはできないと思います。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。

  • 2008/12/08(Mon) 11:02
  • yutakarlson
  • 編集 ]
[145]No title
【ウェブ】http://seikatsusekkei.blog88.fc2.com/
【メール】

自分のオリの中では、かなりチョロチョロしてるんですけど、広い世間で見ると守りの男かも知れません。。
チョロチョロした男になりたいですねー
ボクはネズミ年なので、なれるかも!!
でも、ゴキ○リにはなりたくないな(汗)

  • 2008/12/08(Mon) 23:26
  • リックルハング
  • 編集 ]
[146]No title
【ウェブ】http://sisousei.blog33.fc2.com/
【メール】

yutakarlsonさん

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。
NPOというのは、非常に大きな可能性を持っているんですね。
社会性をもった企業もよいですが、営利を追求しない分
NPOのほうが目的に合致した活動ができるかもしれませんね。


  • 2008/12/09(Tue) 23:44
  • やまいも
  • 編集 ]
[147]No title
【ウェブ】http://sisousei.blog33.fc2.com/
【メール】

>自分のオリの中では、かなりチョロチョロしてるんですけど、

チョロチョロできるのは、みんな自分のオリのなかですよね。

ともあれ、
「大人の人生はおもしろいか?」という疑問文があれば大丈夫です。^^;



  • 2008/12/09(Tue) 23:50
  • やまいも
  • 編集 ]
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プロフィール

Author:やまいも
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趣味は理屈をこねること。
そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
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「空気を読む」という言葉に内包されている危険な側面
人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
自我(エゴ)

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