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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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生き方としての「豊かな消費」

当ブログのタイトルは、ご存知の通り
「大人の人生はおもしろいか」
であります。

この疑問文は、常に人の生き方を問う
というように設計されています。

おもしろいか、と問われれば、
おもしろいと答えざるを得ないわけですが、
でも、本当に?という自問自答が常にあって、
その自問自答に、一生懸命肯定的な回答を
模索し続けるという仕掛けになっているわけです。

ですので、前回から話題にしている、「豊かな消費」
というトピックスもまた、人の生き方に帰着させなくては
いけないわけです。

というわけで、今回は、「豊かな消費」というトピックスに関して、
人の生き方という側面で語って生きたいと思う。


結論から申し上げるならば、
「豊かな消費」は、人の生き方として幸福である
と断言したいと思います。

それは、次の2つの理由からです。

ひとつは、お金というものの本質から導かれる帰結であります。

お金の本質とはなんでしょうか。

諸説あるとは思いますが、オーソドックスなところでは、
モノ・サービスの引換券、といったあたりでしょうか。
私もこの解釈でよいと思います。

物の交易が物々交換であるとすと、モノが悪くなってしまうので、
価値が保存されません。
このような状況で、悪くならないモノの代用物が
すなわち貨幣が発明されれば、そりゃ便利でしょ、と。
これが、お金の起源だと考えます。

この解釈を採用するならば、お金は第一義的には
「モノ・サービスの引換券」であると考えるのが妥当だと思われます。

この「モノ・サービスの引換券」ということは、
拡大解釈すると、お金は使うためにあるという
思想に結びつきます。

至極当たり前といえば当たり前ですが、
お金は増やすためにある(投資)とか、
お金は将来の安心のためにある(貯蓄)とか、
そういった、お金の価値保存機能から派生する
さまざまな付加的な機能のおかげで、
この至極当たり前の考え方が、
ともすれば、見失われてしまっている
ような気がします。

お金が使うためにあるとならば、
使うという行為に至る動機があったわけで、
その動機を満たしてあげれば、それは幸福であろう
ということになります。

2つ目の理由は、人間の本能に由来します。
人間は、安全・安心欲求がまず第一ですが
(マズローの第1第2欲求ですね。)
それが、満たされた後は、リスクをとることに
喜びを見出すようになります。

リスクを乗り越えて物事を成し遂げると、
達成感があるからです。

逆に、達成感とは、リスクがないところには
発生しません。

これは、本能としてそうなっているようです。

私には、1歳3ヶ月になる子供がおりますが、
危険なことが大好きです。
頭を下にして、持ち上げてやったり
軽く上から落下させて、下で受け止めてやったりすると
きゃっきゃっいって喜びます。

生命の危険を感じるのが本質的に好きなようです。

リスクをとるということのひとつに
物欲というのがあります。

リスクをとって、新しいものを模索して、
新たな世界を切り開いていこうという
考えは、新しいものを買うということにつながるのです。


物欲というのは、人にとって、
とてもとても大事な感覚です。

お気に入りのものを手に入れたときの
達成感は、人を元気にする力があります。

余命数ヶ月といわれた60代の男性が、
昔から憧れていたフェラーリを買うことによって、
2年間ほど生きたとか。

そういった話は枚挙にいとまがないですよね。

物欲を満たすということは、なにも
フェラーリを買えということではありません。

小さな物欲であっても、よいのです。
お気に入りのミュージシャンのCDを買うとか。
シュークリームが食べたいと思ったとき、
ちゃんとエクレアじゃなくてシュークリームを買うとか。

小さな物欲を丁寧に正しく満たしてあげることによって、
人は元気になると思うのです。

元気になって、そして、幸福になるのです。


以上が生き方として、
「豊かな消費」が正しくも、人を幸福にする理由であります。

さて、こういった観点、特に2番目の観点で
今の日本の眺めてみると、ちょっとさびしい感じがしませんか。

物欲を「代用品」(※)で満たして、欲求不満で元気がない、と、
元気は無いけど、ない元気を振り絞って、
欲求不満をみたそうと、もっとお金を稼ごうと、
ワークライフバランスをくずして、一生懸命「ガラパゴス化」(※)してしまう、と。
ちょいとさびしい感じがします。

(※)代用品、ガラパゴス化ということについては、以下の記事で説明しました。

 http://sisousei.blog33.fc2.com/blog-entry-189.html


さらに、お金を持った人たちも、そのお金にみあった
生活をするのではなく、普通の人と同じように
生活しています。

これも、お金持ちがそれに見合ったような
モノやサービスが整備されていないからです。

確かに、日本は相続税が諸外国からみると
高いほうで、金持ち文化が醸成されにくい
という側面があるようです。

しかし、イタリアのように
数々のブランドを誇り、
豊かな消費という考えが、国として根付いている
国と比較するとどうでしょうか。


昼飯に2時間かけて、残業もしないで、
夕方からワインをのんで、
サッカーばかり見ている国民(←すごい偏見^^;)が、
これだけがんばっている日本と、
ほぼ一人当たりのGDPがそんなにかわらない。。。

これって、人としてどっちが幸福なのか
そういうことを考えざるを得ないのです。


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2008/12/02(Tue)  未分類コメント(2)トラックバック(0)
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コメント





















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[142]No title
【ウェブ】
【メール】

こんにちは。

買い手の感性の問題は重要です。これは結構悩ましい問題ですが、ここを無視しては売り手の感性も貧しくなっていきます。

  • 2008/12/03(Wed) 14:42
  • やっちゃばの士
  • 編集 ]
[143]No title
【ウェブ】http://sisousei.blog33.fc2.com/
【メール】

やっちゃばさん

こんばんは。
本当におっしゃるとおりですね。
感性の貧困、これがいろいろなものの元凶なのでしょうね。



  • 2008/12/04(Thu) 00:03
  • やまいも
  • 編集 ]
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やまいも

Author:やまいも
金融系システムの仕事をしています。
趣味は理屈をこねること。
そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
これが私の願いなのです。

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「空気を読む」という言葉に内包されている危険な側面
人類の進化という観点から捉えた金融危機の意味について
自由論
HappynessとSuccessそして有能であるということ
やさしさについて
自我(エゴ)

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