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大人の人生はおもしろいか

この質問に答えようとすること。これこそが、僕らの創造と豊穣の源泉なのである。

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大人の人生はおもしろいか

やや唐突だが、「大人の人生はおもしろいか」ということについて考えてみたい。

ここで”大人の”といっているのは、
まあ30を少し超えるくらいと考えておこう。
社会にでておよそ10年、仕事もひととおりこなせるようになり、
プライベートでも結婚するやつは結婚してというあたり、
この辺を想定している。

そんなもの人それぞれじゃん、と思う御仁もあるかとは思うが、
ここは急転直下、強引にも結論を先に言ってしまいましょう。

おもしろいのだ!

もちろんおもしろくない、と思っている人がいることは知っている。
しかし、これから紹介する論考にもとづけば、
おもしろくならない訳がない。
おもしろくないと考えているとすれば、
そりゃ考え違いですよといいたい訳です。

先日、世界一受けたい授業をみていた。
それがおもしろいのだ。

渋滞学なんてのがあって、こんなことをいうのだ。
①ドアからの効率的脱出方法
部屋にたくさん人をつめこんでおいて、ひとつのドアから人が出ようとするのだが、効率的に全員がでるには、どうするばよいか?

②合流地点での渋滞緩和方法
合流地点での交通渋滞を緩和する方法は何か?


①の答えは、ドアの前に障害物をおくことだそうだ。
障害物をおくと、ドアの前でスピードが落ちるのでお互い譲り合い、
結果として短い時間で全員が脱出できるのだという。

②の答えは、左右からきた車線をいきなり合流させるのではなく、
合流前に併走する区間をもうけるというもの。
この併走区間が隣の車線の車両をお互い意識することになり、スムーズな合流に導くのだという。

どちらの例にしても、ただ単に渋滞についての対処法としてみてもおもしろいが、
ほかの事と結びついたりするとさらに面白くなってくる。

たとえば、この渋滞をシステム開発になぞらえてみるとどうだろうか。
システム開発でも、ごくごく普通に”渋滞”がおこってるわけです。
メンバー間に協力性がないから、俺が障害物になってやろう、とか。
新しい人員がプロジェクトに途中から入ってくれば”合流”だってあるわけです。
じゃあ、プロジェクトにたとえると”併走区間”なんだろう?
XPかな?ペアプログラミングかな?とか思ってしまうわけです。

つまり、ひとつの事柄が別の自分の問題意識や課題と結びついていくこと、
これが面白いのです。

失敗学でおなじみの畑村洋太郎先生は、”学ぶための素地”とういう言い方をしています。
氏は工学院大学で機械工学の先生をしているのだが、
2年間日立製作所でサラリーマン経験をしているだという。
その最初の一年で他の行員の人たちと一緒に旋盤で金属をけづったり、重機を動かしたりしたそうだ。
そこで得た体感がその後理論を勉強する上でずいぶん役にたったのだという。
つまり学ぶためにはある程度の、なんでこんなことを学んでいるのかという”体感”からくる必要性、”文脈”といったものがないと理論が頭にはいっていかないのだという。

まったくそのとおりで、逆にいえば、学生時代の勉強がおもしろくないのも当たり前なわけです。

先日、猪瀬直樹氏の講演会にいってきた。
その中でおもしろかったのは、自分の席の後ろで、猪瀬氏の発言にいちいち声をあげて大きくうなずいている年配の女性の存在です。
もちろん氏の話がおもしろかったというのはあったのでしょうが、その女性の大きなリアクションは、広大なる”学ぶための素地”がもたらしたものであったことは想像に難くありません。

人は人生経験によって”学ぶための素地”を拡大させ、それがさらに学びのエネルギーを生み出すという、正のスパイラル状態を生み出すこと。これこそが大人の人生のおもしろくするためのキーポイントとなるのです。


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2007/02/25(Sun)  未分類コメント(0)トラックバック(0)
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そして、こねた理屈で人類の幸福を希求する。
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